最新版!さくらVPSを使った環境設定方法(インストールのみ)

自分専用でカスタマイズ可能なサーバーの需要は高まっています。(ちょうど今関わっている案件が専用のWorkspaceを用意してくださるところでした。)

特に、開発者や学生の間で、最新の技術環境での勉強や開発を行いたいというニーズが増しているのが現状です。

多くのレンタルサーバーは、PHPのバージョンが固定されているなどの制約があるため、常に最新の環境を構築することが難しいことが課題となっています。

ローカル開発環境では、Docker、MAMP、XAMMPなどのツールを使って環境を整えることができますが、これと同じ環境をサーバー側に構築する際には、多少の違いや調整が必要となる場面があるのが実際のところです。

このような状況を踏まえ、最新技術を取り入れやすいサーバー環境の構築と提供は、今後のSEO対策やユーザー対応においても重要な要素となるでしょう。

そのためにVPSやAWSなどのサービスで環境を構築することができるようになっておくのは、とても大切なことなのかなと感じています。

今回はさくらVPSを契約するところや初回の設定などは割愛しています。

そういった記事も別で存在しているので、不足しているところに関しては別の記事を参照してみてください。

例えば「さくらのVPS契約方法」この辺りが良いかと。

サーバーのインストールをする

とりあえずVPS環境にインストールをするOSを選ぶ必要があります。

ここでどのOSを選ぶかは自由ですが、参考までにそれぞれのメリットデメリットを記載しておきます。

  1. CentOS:
    • メリット:
      • RHEL(Red Hat Enterprise Linux)の無料版として知られ、企業環境での使用に適している。
      • 安定性とセキュリティが高い。
      • 広大なコミュニティと豊富なドキュメント。
    • デメリット:
      • 最新のソフトウェアや機能がすぐには利用できないことがある。
      • CentOS Streamへの移行に伴う方針変更により、一部のユーザーから不評。
  2. AlmaLinux:
    • メリット:
      • CentOSの方針変更を受けて登場したRHEL互換の無料OS。
      • コミュニティドリブンで開発が進められている。
    • デメリット:
      • 新しいため、歴史や実績が少ない。
  3. Rocky Linux:
    • メリット:
      • これもCentOSの方針変更後にRHEL互換の無料OSとして登場。
      • CentOSの初代開発者によって開始されたプロジェクト。
    • デメリット:
      • まだ新しいため、コミュニティや実績が築かれている段階。
  4. Ubuntu:
    • メリット:
      • 初心者に優しい、使いやすいインターフェース。
      • 広いコミュニティと豊富なドキュメント。
      • クラウド環境やデスクトップでの利用が広がっている。
    • デメリット:
      • 一部の商用ソフトウェアではサポート外の場合がある。
  5. Kusanagi:
    • メリット:
      • 日本で開発された、WordPressの高速実行を目的としたOS。
      • 一部の環境で非常に高いパフォーマンスを発揮。
    • デメリット:
      • 一般的な用途や他のCMS、アプリケーション向けの最適化やサポートは限定的。
  6. Debian:
    • メリット:
      • 高い安定性とセキュリティ。
      • 多数の派生ディストリビューションが存在。
      • フリーソフトウェアの哲学に基づいて開発されている。
    • デメリット:
      • 最新のソフトウェアがすぐには取り込まれないことがある。

これらのメリット・デメリットは一般的な観点からのものであり、具体的な使用ケースやニーズによって、最適なOSの選択が変わる可能性があります。

みてみると情報が少ない以外はないので今回はCentOS 9を触ってみたいためCentOSにします。

ここは、お好きな内容で入力してもらえれば良いかと思います。

ここは特に何もしなくても一旦大丈夫なので、確認して先に進みます。

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